大町市指定天然記念物 第四十八号 高根町曽根田のエドヒガン エドヒガンはバラ科サクラ属の落葉高木です。シダレザクラの母種で、サクラの仲間では早く、彼岸のころに咲くことからこの名がつけられました。2017/04/22撮影 大町周辺では山麓部から標高千百m前後まで見ることができます。 当エドヒガンは分岐した四本の大枝が四方に張り傘形の均整のとれた樹形を示し、樹高約十二m、目通り周囲四百六十五cmで、全国的に見ても大怪木に数えられています。 樹齢は推定三百年。名も知らぬ遊行僧が植えていったとの言い伝えも地元に残っています。